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俺「今日のスケジュールは?」
桜「今日のスケジュールは...」
俺「些細な事は入っていないな?」
桜「...重要な物は今日は無しで御座います」
俺「じゃあ、今日も自由って事だな?」
桜「そう言う事になります」
俺「よし、街に行ってみるか。何か起こったらテレパシーで呼べいいな?」
桜「仰せのままに」
俺「堅い言葉はやめろって言わなかったか?」
桜「...」
俺「...」(何か楽しいことあるといいな〜)
彼は書斎から廊下に出るとすれ違う魔族達が皆一礼していく
会うたびに一礼されるのが面倒なので手で仕草をし解除していく
俺「...」(全く何度も何度も頭叩かないとダメか?)
城の裏口から外に出る
正門から出ると度に派手な事になるからだ
俺は派手がそんなに好きではない。
もっと質素で良い。
魔王になってからもう何千と何年になるんだろうか?
俺が最初に出会った人物は山に放された子供達だった。その子達はテレパシー能力が使え、
簡単に意思疎通が出来、それからは最初期の部下として生きて貰った。その子達は私を崇拝しながら家庭が出来村が出来ていった。
ある日突然「勇者」という輩が俺が魔王だからという理由で倒しに来たのだ
勇者「これは卑弥呼様の勅命である!」
今でも覚えている
俺自身力を出したくない
出すと皆を恐怖心を植え付けてしまう可能性があるからだ
だが村民達は
村長「我が主、ハルト様...どうかお力添えを...」
村長がそう言うと皆私に祈りを捧げた
祈りは俺に力を付けてくれた
俺「これが信仰の力か...勇者とやらを味方にしてしまおう、奴が寝ている時に耳元で囁いてみようか」
そしてその夜
勇者の寝枕に立ち囁いてみた
俺「勇者よ〜我の味方になれ〜さすれば自由に生活が出来るかもしれんぞ〜」
囁いた翌日
勇者達は戦意喪失し降伏
俺の腕の中で大泣きしていた
昨日まで勇者だった女の頭を撫でながら
俺「君は何を望む?」
元勇者「貴方様のお力になりたく存じます」
俺「そう...今日から君は私の右腕ね」
元勇者「はい!我が主様」
俺「そうかx2、君達はどうしたい?」
元勇者達「主様〜」
★ハルト・ペイントウッド
別作品のペイントウッド姉妹の兄
知らずして異世界転生してしまったグランドヴァンパイア
転生先は3000年以上前の日本
卑弥呼の使い(勇者)が現れるまでほぼ弥生時代に近いだろう
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