第3話 龍繋ぎ

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ

第3話 龍繋ぎ

アズサは覚悟していた。 「私、決意したわ。旦那と別れる。 ユウジを支えるの。 その為なら、何だってするわ。 エデンでもう一人の私(杏【あんず】)に 会って来た。 少しでも近付きたい。 個体を融合させ、エデンとこの世界を重ねる。地球を8次元の星にして見せるわ。」 ユウジ「まるで‘田無神社’の要領だな。 光天龍言わく、俺に付く龍は、全部で‘5匹’。 ‘火,水,木,金,土’。 全ての龍神をマスターするぜ。」 各々、修行に入る。 アズサは、スピリチュアル•マスターの ‘玲子さん’と出会い、 すでに宇宙龍を身に付けていた。 名前は、‘ティアーズ’。 一方、ユウジは、 エデンで目視していた ‘光天龍(コウテンリュウ)’の 力を帯び、パワー•アップしていた。 光天龍 「ドラ◯ン•ボールの‘精神と時の部屋’のようじゃ。わしの体はお前と合わさっておる。力が湧き出て来た。 ‘使命’は必ずやって来る。」 村の‘総統領’という人物に、 アズサのツテで会いに行くユウジ。 ユウジ「総頭領さん、金は払う。 教えてくれ。」 総頭領「ほぅ。アンタか、 アズサの言っていた‘ユウジ’って奴は。 良い目をしている。教えてやろう。 俺の役割は文明を破壊する事。 良いな、今の文明は‘奴隷の洗脳’を受けている。一部の奴だけが儲かる仕組みだ。 そんなんじゃ真の成功者は生まれない。 俺は教育を受けていない。 人は、‘洗脳されなければ成功する’。」 熱い眼差しで、肉をほうばる 総頭領。 ユウジ「‘龍’の概念を教えてくれ。 総頭領。」 総頭領「いいぜ、高く付くがな(笑)」
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!