私を殺してくれますか?

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

私を殺してくれますか?

仕事を終えた。周りの同僚、上司は言う。働き過ぎだと。寝てないだろ?と言う。だが、私は言う。仕事してるのが楽しいですと。 仕事を早めに終えた。お先に失礼しますと。この日は大切な日なのだ。 そうだ。今日は満月の日なのだ。 自分は満月の日が楽しい日なので仕事を早めに終えたのだ。 待ち合わせの場所に行くと20歳位の女性と会う。あなたが、月月さんですか?と聞くと、はい、そうですと。あなたがクリアさんですか?と聞くのでそうですと答えた。じゃあ行きましょうと彼女は言い歩く。彼女と歩幅をあわせる。世間ばなしをした。お互いの仕事とかだ。彼女のアパートに着いた。ボロいアパートだ。だが、それがいい。 彼女は売春婦だった。先に2万円を渡し、シャワーを浴びた。出ると彼女は裸だった。ゴム付けてくださいと言うので付けた。彼女が騎乗位してきたので、聞いた。ここ最近、売春婦が殺される事件が多いねと。彼女は、腰を振りながら、全然大丈夫ですと言う。 こうでもしないとお金稼げないし、お兄さんいい人っぽいしね。と言うので、今度はバックがしたいと伝えるとおしりを振りながら、早くと言うので、鞄から出した、サバイバルナイフで彼女の首を刺し、切り取った。血が飛び散る。首をラップに包み、また鞄にしまった。 自分は売春婦殺しの犯人だ。 売春婦殺しを始めて、もう3年がたちもう34人殺していた。 まだ足りないのだ。 自分は、仕事を始めていればいい人に見えるらしく、会社ではいい評価を貰い、今ではいい部下達ができた。先輩、後輩にとても好かれている。だが、殺人犯と知ったらどうするんだろう? 考えても仕方ないので、彼女の部屋を綺麗にした。これは、クセみたいなものだ。殺した彼女の首を貰い、部屋を出るととても可愛い娘が出てきた。ロリコンではないが可愛い娘だと。彼女が言う。 人殺したでしょう? この娘は、危険と判断し、サバイバルナイフを出すと、話しを聞いてくださいと言う。 とりあえず話しを聞いてみた。いつでも殺せるように、構える。 お兄さん彼女いるの?と聞いてきた。 君馬鹿なのか?!と伝えた。  命乞いをするだろうこういうことは?!と。 彼女が言う。私と結婚してくださいと。 自分の耳がおかしくなったらしい。再度聞いた。結婚してください!!という。 カウセリングではないが話しを聞いてみた。自分が殺した相手は彼女の姉を殺したらしい。あともう1人いるらしい。自分は言った。殺し屋ではないしメリットもないと。もう1人も彼女も売春婦らしい。 君何歳だいと聞いたら21歳という。とても可愛いくまた17、18歳に見える。自分は彼女に興味を持った。  結婚の話しは何故自分なのかと。 彼女は照れながらタイプだそうだ。 今まで色んな女性と関係を持ったが、ストレートに言われたのは始めてだった。嘘はついてないようだ。何故殺したのが分かった?と聞くと、彼女の部屋に盗聴器を仕掛けておいたらしい。それで分かったらしい。殺した相手の部屋に戻り盗聴器を外した。警察に彼女が疑いがかけられるのを心配したからだ。殺した女をみた彼女は、クソ女と罵った。どうやら本当らしい。 ますます彼女が気になった。聞いてみた。次の満月でその相手殺すがいいかい?と。 彼女は頷く。とりあえず自分の自宅に連れ帰った。 部屋は綺麗だった。ただ冷蔵庫にはラップで包んだ女性の生首がある。彼女は気にしませんよと言う。その日は何もせず寝た。また悪夢を見ていた。母親に虐待される夢だ。アラームがなる。06:25分だ。美味しそうな匂いがする。彼女が料理を作ってくれた。名前を聞いてなかったので聞いた。海里と言う。彼女の料理はシンプルだが美味しかった。人から作ってくれた食事いつぐらいだろう。籍いつ入れますかと聞く。吹いてしまった。気が早いなと。後悔するよ。それでいいのかい? もう覚悟してます。と彼女は言った。会社に電話した。付き合ってる彼女と役所に行き、婚姻届け出してきますと。相手は喜び、分かったと言い、休み貰えた。役所に行き婚姻届けを提出した。呆気ないなと思った。そして彼女は喜びながら宜しくお願いします。と言い歩く。殺す相手が知りたりのでレストランで話しをする。作戦会議だ。話しを聞き、さっそく行動した。 満月の日、晴海は待った。すると、あなたが晴海さんですか?と自分は聞いた。そうですと言い、また歩く。  彼女のアパートも古かった。自分は鞄から、スタンガンをだし彼女に当てた。強力だ。一発で彼女は気を失っていた。素早く彼女を車に乗せた。 彼女に水を浴びせた。彼女が悲鳴をあげる。聞きたいことがある。話しを聞くかと言う。聞くと彼女は言う。 彼女はここ何処と聞いてきた。質問するのはこちらにある。質問に答えたら、逃がしてやると伝えた。晴海は了解した。まず最初にこの子に見覚えあるか?晴海は知らないと言う。それはおかしいな。君が虐めた子だろう? 晴海は顔面蒼白する。嘘は嫌いだなと言い、自分はタバコを吸う。 何したか話せと言う。彼女は喋る。あれは遊びだ。死ぬなんて思わなかったと。海里が言っていた通りだった。 強姦も遊びだったのか?と言うと黙った。彼らは強姦もしていたのだ。ちなみに強姦したのは彼かい?と生首を見せた。晴海は吐いた。汚い女だと思った。お願いします!!助けてください。と。どうする?と海里を呼んだ。彼女は泣いていた。あれは遊びじゃないと。姉は自殺した。お前達が殺したんだと。許してと晴海は言うが、許さないといい自分から奪ったサバイバルナイフで彼女の左足を刺した。悲鳴が聞こえる。話したら逃がしてやると言ったじゃないかと。だがら自分は晴海に言った。殺人鬼と交渉なんて無駄だと。ガソリンをまきはじめた。彼女は理解した。止めてください!と。あまりにうるさいので口にナイフをいれ両方割いてやった。ギャと叫ぶ。そして、ガソリンに火をつけてやった。よく燃えるなと思った。急いで逃げた。建物もよく燃える。海里の復讐も終わった。これからどうする?すると彼女は私も殺してくださいと。自分は躊躇いなく彼女をザバイバルナイフで切った。髪の毛を。短くした。啞然とする彼女に言った。俺の嫁なら殺さないし、また、自殺する奴は殺さない。ポリシーに反する。 彼女は言った。愛してますと。 自分も君が好きだ。もう殺しはしないと決めた。 1年がたち自分は捕まえられてない。 子供もできた。上手くまだ喋らないがまた守る理由ができた。 結婚してから悪夢は見なくなった。 これが幸せ何だなと思い、タバコを吸う。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!