第1話 魔法少女

14/27
前へ
/148ページ
次へ
「ありがとうございます。私の魔法・・・”魔力”とは、違いますわね。」 「違いがわかるの?」 「はい。」 ”魔法”や”魔力”には、属性はもちろん、扱う者によって、僅かに違いがある。 それを感じ取れるようになれば、自然に発しているものを感知し、相手が何の魔法、魔力を得意、使用しているのか、どれくらいの実力なのか判断できるという。 「・・・ん?」 「どうしたの?」 すると、ココロは反対側を指差した。 「あちらの方向から、感じますわ。」 「本当?」 「行きましょう。」 ココロは、シャムと共に、広大な神殿を捜索する事となった。 果たして、魔導書を見つける事ができるのか?
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加