0人が本棚に入れています
本棚に追加
「ありがとうございます。私の魔法・・・”魔力”とは、違いますわね。」
「違いがわかるの?」
「はい。」
”魔法”や”魔力”には、属性はもちろん、扱う者によって、僅かに違いがある。
それを感じ取れるようになれば、自然に発しているものを感知し、相手が何の魔法、魔力を得意、使用しているのか、どれくらいの実力なのか判断できるという。
「・・・ん?」
「どうしたの?」
すると、ココロは反対側を指差した。
「あちらの方向から、感じますわ。」
「本当?」
「行きましょう。」
ココロは、シャムと共に、広大な神殿を捜索する事となった。
果たして、魔導書を見つける事ができるのか?
最初のコメントを投稿しよう!