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「・・・”海星”の種族が、ここに住んでいましたの?」
「うん。大昔に、宇宙で暮らしていたといわれている”星”の種族と出会ったのをきっかけに、”空”へ移住する事を決め、現在はその混血が、この地域を治めている”スカイ空国”の皇族だそうよ。」
「海の”星”と、宇宙の”星”の混血・・・凄い種族ですわね。」
「そうね。私達”鳥人”もかつては、純粋な”鳥”の種族”鳥人”で、”日本人”の血が流れたおかげで、ここまで発展できたといわれているし、本当に感謝しているわ。」
シャムは、笑顔で回答した。
”ナンカイ”では、純粋な”人間”は出入りする事は認められないものの、そこに棲む種族は昔から、”日本人”を尊敬し、無類の好感を抱いている傾向があるのだ。
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