121人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「..................え?」
凄く驚いたような蓮斗さんの顔。
「れ、蓮斗さん?」
蓮斗さんの顔を覗き込みながら名前を呼ぶと。
「.........っ、いや、俺、
いま、めちゃくちゃ驚いてる、」
口元に手を当てて、
いまだに、ビックリしてる様子の蓮斗さん。
だから........................
「私、最初は、蓮斗さんが無理してると思って、
それで、〝解放してあげたい〟と思いました。
でも、毎日、帰ってくる蓮斗さんに、
頭を撫でられるたびに、ドキドキして、
.........っ、気がついたら好きになってましたっ」
蓮斗さんと握られた手が汗ばみそうだったけど。
──────正直に伝えた自分の気持ち。
最初のコメントを投稿しよう!