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そして裏切り者達が現れてからちょうど一か月たった。
ティハノ「そんな、馬鹿な」
ティハノが周りを見渡すと目の前には仲間や裏切り者達が数多く倒れていた。ウラン達が怪我人を治療していた。
ドリタ「自分の仲間まで巻き添いにするなんて」
トルマ「やはりこの3人が残ったか。雑魚には用はない」
セキ「お前らを倒せば全てが終わる」
ヘイル「やっと念願の時が来たわ、さあやりましょう」
トルマ「ヘイル、セキちょっと待て。チャコ」
チャコ「うん。さあ、こっちよ」
ティハノ「マイラ!!」
トルマ「ティハノお前は妹を探していたのだろ。これでここにいる意味は無いだろう」
ティハノ「本当に、本人なんですか!?」
トルマ「確かめればいい。さあ、君のお兄さんだ行きなさい」
マイラはティハノの胸に飛び込んだ。
ティハノ「マイラ、本当に貴女なんですか?」
マイラ「兄さんこそ本物?喋り変」
ティハノ「この軽口本当にマイラなんですね」
ガライア「本人で間違いなさそうだな。ティハノお前はこれからどうするんだ」
ティハノ「追い出す気ですか?もうわたしの家はここなんです。あなたが無理矢理連れて来たんです、最後まで面倒見て貰いますからね」
サヤ「ふふ、こんな時になんですが。ティハノ良かったですわね」
皆がティハノをおめでとうと言って祝ってくれていた。
トルマ「やはり、ここから出ては行かないのか。チャコ頼んでたあれをやってくれ」
チャコ「本当にやるの?」
トルマの顔は笑っていたが目が笑って無かった。
チャコがそんなトルマを見て恐怖で震えていた。ヘイルとセキが異変に気づいてどうしたといって体を摩って寒いのかと気遣う。
トルマは、痺れを切らしチャコの持っていたスイッチを奪いとりスイッチを押した。その勢いでチャコは倒れて気絶する。
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