運命の麗しき皇妃たち・皇帝に愛された妃~薔薇のような美貌の皇妃 エーメとジョゼフーヌ~~【フランス皇帝ナポレオンとオスマン帝国の帝の妻】

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エーメ 戻れぬ旅路 「元気でねジョゼフィーヌ」「ええ、手紙を待ってるわエーメ」 フランス領西インド諸島マルティニーク島 こじんまりとした貴族の屋敷 エメは両親を亡くして親戚のパジュリ家 従妹のジョゼフィーヌの屋敷に引き取られたエメだったが 祖父達の勧めもあって 本国の高名な修道院で貞淑な貴婦人として寄宿しながら 学ぶ事が決まった 14歳のエメ 船に乗り込み手を振るエメ  見送るジョゼフィーヌ達 「帰って来るから待っててね」「ええ、エーメ」 船は汽笛を鳴らして、海の彼方へと消えていった。
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