野球、漫才、ヘヴィメタル

続・不毛な相方探し

　そんな訳で、
「今日ははよ寝よ。」
て思うて布団に入っても、眠れん時は眠れん。
　そして、そんな時は大抵何も思い浮かばんので、知らん間に全然ちゃうことを考えている。

　ほんで、何てことない時に急に思い浮かぶ。
　つい先程のことである。
　仕事からの帰り、バス停まで歩いている最中に急に頭に浮かんだのは、元『りあるキッズ』の安田。

　りあるキッズは、「未来のダウンタウン」と評価されながらも、ツッコミの長田に私生活での問題があり、解散を余儀なくされた。
　川西くんと歳が近いが、安田は小学生の頃から漫才をやっていたから、芸歴は安田の方が長い。
　残った安田はボケやし、実力のある二人が組めばM-1優勝は、十分狙えると思う。

　因みに、『りあるキッズ』とは言うが、安田も、元相方も今年38歳になるので、「りある」な「キッズ」やない。
　‘KinKi Kids’が、もう‘kids’とちゃうのと同じである。

　話が逸れるが、KinKi Kidsがまだ二十代やった頃、本人らが、
「三十代になったら、‘KinKi Ossans’になる。」
て言うてたが、恐らく言うた本人が忘れているやろう。
　「元」KinKi Kidsやと解散したみたいになるから、あえて変えるとするならば、‘KinKi 「元」Kids’といったところか。
　Mr. Childrenとて、変えてへんからな。ちゅうか、世に出た時には既に大人やった。
　話が逸れたついでに言うたら、『ブラックマヨネーズ』のコンビ名の由来は、ミスチルである。

　今の所は、元「りある『元』キッズ」の安田が、川西くんの新しい相方として一番合うとわたしは思うが、その前に思い付いたのは、元『どんきほーて』のきびのだんごである。
　理由は、川西くんが、きびのだんごの元相方で現『かつみ・さゆり』の太平かつみに似ているからである。
　「西中島南方(※下に注釈有り)」を「せいちゅうちゅうとうなんぽう」と音読みするボケを、きびのだんごがかましたら、川西くんはどうツッコむのか、観てみたい気がする。

　おっ、と。
　バスが着いた。

　安田以上の相方が見付かれば、この話は今後も続く。

　※「西中島南方」は、大阪市営地下鉄(現在は大阪メトロ)御堂筋線にある駅。読み方は「にしなかじまみなみかた」。