はじまりとおわりのさくら。

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『はい、できたよ』 そういって鏡の前まで連れていくと彼女は、はしゃいでいた。 『すごい!なんで、そんな器用なの?もしかして、まえの彼女さんに教えてもらったとか』 当たらずも遠からず、といいたいところだが、あえて内緒といった。 だって、これは俺とあの子だけの秘密だから。 あの便箋と桜の花びらもいっしょに体育館裏にタイムカプセルとして埋めたのも、まだ内緒。 ・━━━ ℯ𝓃𝒹 ━━━・
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