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✿『大丈夫な人』読了
カン・ファギル 他1名『大丈夫な人 (エクス・リブリス)』読了。
訳者あとがきに「カン・ファギル作品は、物語の終わりを読者に委ねる「開かれた結末」を取ることが多い」と書かれていたんですが、納得です。
9編の短編、どれひとつとしてどういう結末なのかハッキリ書かれていなくて、どう言うことだろう?って思うのばかりだったからです。
どのお話も、途中経過はすごく怖いし興味津々で読んだんですが、私はこの「開かれた結末」という形式がどうも苦手みたいで、全てに関して「結局どうなっったのぉ!?」と思ってしまいました💦
抽象的なお話が好きな人とか、自分で結末をアレコレ考えるのが好きな方には向いているかも?❤️
結末がよくわからなくて私的には消化不良でしたが、なぜ消化不良になったかというと、結局のところどの作品もめちゃくちゃ気になるストーリーだったから…なんですよね。
とどのつまり、「ああん。意味わからない。でも怖かった!」って感じてる時点で、作者様の思う壺だったのかも?と思ったりしました🤭
ちなみにこの本、市内の図書館の蔵書になかったのでリクエストを掛けて用意して頂いたんですが、まさかの市外の図書館からのお取り寄せで。
借りる際に司書さんから
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・借り物なので汚さないよう細心の注意を払ってください(汚れがないか当館でもチェック済みですが、もし読んでいて汚れているところを見つけたら返却時にお知らせください)
・期間延長はできません。
・返却ポストへは返さず、カウンターに直接お返しください。
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などなど色々な注意をされての貸し出しだったので、読むの、めちゃ緊張しました💦
↑こんな紙がついてました💦
(2024/03/22)
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