縦書きの小説

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縦書きの小説

電子書籍のKindleでよく本を読みます。 Kindle Unlimitedのサブスクにも入っているのでアンリミ作品は課金なしで読めるのも嬉しいです。(気に入ったらアンリミ解除して課金するか、紙の書籍があったらそちらを買う) さて、最近Kindleで小説を読んでいるとさまざまな形態があって、読みやすいと感じるもの、読みにくいと感じるものが混在していることに気づきます。 私が読みやすいと感じるのは文頭の段落がちゃんと下げられていて(セリフの「○○」部は別)、数字が漢数字になっているもの。 最近は横書きのweb小説がそのまま縦書きになった形態のものも結構出始めていて、文頭の段落下げ無し、数字が算用数字と言うものも増えてきました。 私は見慣れていないこちらが本当に読みづらく感じられてなかなか内容が頭に入ってこなくて困ります。 特に段落下げがないと段落の見分けが付きにくくて読みづらいなぁと思ってしまうんです。 って書いても分かりづらいと思うので、『とり服』の冒頭あたりを縦書きにしたもので比較してみますね。 【段落が下げられていて、数字が漢数字バージョン】↓ 6797e190-6855-4d8d-b8e6-84f6716551e4 【段落が下げ無しで、算用数字バージョン】↓ 5750dca0-61d9-4fe3-8da8-f9026c87fc48 アルファポリ○の縦書き表記(=web上原稿の縦書き表記)なので、改行が多いです💦←実際紙本の体裁にする時には行を詰めますし、文字数などの設定も変えて見やすくしますが大体の感じは掴めるかな?と。 私は断然上側が好きなんですが、世の中の流れは違ってきてるのかな? あと、一斉に声を発した時の 「「「あ!」」」 みたいなのも最近商業ものでも見かけるようになってきて時代の流れだなぁと感じています。 私は抵抗があって使えないのですが、人様が使っておられるのは気にしませんし、増えてきているので見慣れつつあります。 最初はめちゃくちゃ驚いて抵抗のあったそう言うのに慣れつつある自分を思うと、言葉は生き物だなぁとしみじみ思います。 古い人間ゆえに、なかなか自分の中には取り入れられないのですけれども。 (2024/04/16)
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