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✿『地味で目立つのが嫌いな薬草姫は超絶美形の国王陛下に愛でられまくって後宮脱出できません 』読了
『地味で目立つのが嫌いな薬草姫は超絶美形の国王陛下に愛でられまくって後宮脱出できません (蜜猫文庫)』(山野辺りり, 旭炬 著)
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を読み終えましたପ(⑅︎ˊᵕˋ⑅︎)ଓ
本作を読み始めてすぐの第一印象は「もぐら姫とキラキラの王子様」でした!
どこまでもキラキラ光を纏っているように見える…最高のスパダリ、カリアス王。
自身の容姿をあまり芳しくないと感じながら、薬草への探究心に余念のないティアちゃん。
自国へ戻れる日を指折り数えながら、王宮の片隅にひっそりと隠れ住み、薬草で自国の人々を救うことを夢見ているヒロインです。
そんなティアちゃんと偶然出会い、彼女を絡め取っていくカリアス様の手練手管にニマニマしました。
権力があるくせに、決してそれでティアちゃんをねじ伏せようとしないカリアス様の愛が、読んでいてとても心地よかったです!
極上の見た目の王様からあんな風に愛されたら、そりゃ落ちるよー!と。
国に蔓延した、死の病いに立ち向かっていくティアちゃんの姿にはホロリときました。
カリアス様が自分の横に立つ王妃は彼女しかいないと再認識するのも分かる!と思いました!
そうして、ティアちゃんには見えないところで、邪魔者を排斥する残忍な顔のカリアス様にもすごくゾクゾクさせられました!(上に立つ者は綺麗事だけでは国を統率できませんものね)
守るもののためなら容赦のないお姿にギャップ萌えに似たキュンを覚えました♥
あとがき後にくっついていたお話を読んで、第二子ララネちゃんも、きっと美人さんなんだろうなぁと思いつつ。
もしかしたらララネちゃんは王妃様似かな?と妄想しちゃいました(ティアちゃんも、本人の評価とは違って美姫に違いないと思っています♥)
(2024/01/23)
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