第十三話 暑いの嫌いなのです

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第十三話 暑いの嫌いなのです

「おはようなのです」 「もも。おはよう♡」 「ももぉ」  またパパなのです。もう嫌なのです。 「ももぉ。寂しいぞ。たまにはパパと一緒に遊んで欲しい」  嫌なのです。  あたしは食卓に着きご飯を待つ。 「もも、お待たせ」  むむむ  そうめんなのです。お腹いっぱいにならないのです。  ズズズ  さっぱりしてていいのですが、いくら啜っても足りない。 「おかわり!」 「え〜。もうないのだけれど」  あたしの目がキツくなる。 「もも、今作るから待ってて」  ママキッチンへ。あたしは椅子から降りてキッチンでママを見上げる。  やはりママのお料理見えないのです。あたしは夢に乗り牧場の柵へ。  みかんを呼んだ。 「みかん。洞窟に行くよぉ〜」  みかんスピードを上げてくのです。  途中、猪さんいたけど無視した。洞窟に入るとひんやりした。 『ももちゃん。みかんもわしも寂しがっていたのじゃ。たまには遊びにきて欲しいんじゃ』  提督出て来た。 「うん。わかったぁ」  洞窟内は涼しい。寒くない。 「あたしおねんね」  草にごろんとして目を閉じた。  夢見た。  もも色の蝶々さんと遊んだ夢。蝶々さんはあたしの周りを飛び頭にちょこんと乗った。    ○%Z△  蝶々さん何か言ってる。  ○%Z△  蝶々さんわからないのです。  はっ!  目が覚めたのです。あたしはあちこち見る。  蝶々さんいないのです。 『ももちゃんどうされた?』  提督また来た。 「蝶々さん、蝶々さん」 『はて、蝶々さんは見た事ない。あれかな』  提督、顔で指す方向には白い小さな蝶々さんいる。 「違う。もも色蝶々さん。もっと大きい」  あたしは身振り手振りで大きさ、飛び方を示す。 『はて?妖精かな?』  提督頭横に倒す。 「妖精さん?」 『人懐っこいものもいれば悪戯好きもいると聞いている。まあそうそうお目にかからないのじゃ』  提督が見つめるさきをあたしも見つめる。  妖精さん  あたしはお家に着くと。すみちゃん来てた。 「こんにちはすみちゃん」 「こんにちは、もも」  すみちゃんはたんぽぽを連れに来たのです。  やっとクーラーを買ったのです。  あたしはすみちゃんのお家に遊びに行ったのです。
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