復讐の始まり

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買い物を済ませると思った以上に荷物担った。 荷物をカートに乗せてタクシー乗り場まで向かう。 タクシー荷物を詰め込んで、カートを返すといざ私の部屋へ。 もちろん運転手さんはいないので1人ではしゃぎまくっていますとも。 今夜の鍋が楽しみで仕方ない。 部屋に着くと荷物を運び会計を済ませた。 タクシーは部屋の前まで運んでくれたから大助かり。 これで暫くは引きこもってられる。 部屋に着くと早速食材を冷蔵庫にしまう。 お米を研いで炊飯器にセット。 炊けるまで時間がかかるから、その間にお鍋の準備をする。 お野菜を切って置く。 お肉も少々。 テーブルにコンロを持って行って、鍋をセット。 お鍋の汁を作って火をつける。 中に野菜や肉を並べて蓋をする。 お米が炊きあがる頃には、お鍋も出来上がった。 今回のお鍋は【背徳の闇鍋】っていうつゆを使ったお鍋。 どんな味なんだろうね。 1人では少し寂しいので、テレビをつけた。 お茶碗にご飯を盛って、席に着く。 お鍋をよそって一口食べて見ると……。 「美味しい!!」 ニンニクがたっぷり入っているのがわかるけど、それ以上に豚骨かな? その汁が美味しいの。 お野菜にもあって、まさにどんだけでも食べれそう。 熱々のお鍋を続きながら、時々ご飯を食べて味変する。 おっと、追加のお野菜も入れないとね。 お肉も入れてしばし煮込む。 ほっと一息入れたところで、テレビの音が聞こえてきた。 『大銀河連合政府は、ダイカーン帝国への批判を強めており一触即発の恐れが……。』 テレビから流れてくるニュースは近々戦争が始まるということを告げていた。 「私もその戦争に加わるんだよね。」 戦争してもいいことない気もする。 でも、お師匠様の仇を打つため何としても【ブラックホエール】を探し出さなきゃだし。 私はニュースを見ながら決意を新たにした。
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