迫り来る黒い影

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「やっぱり。」 出てきたのはグラビア雑誌。 ま、男の子だもんね。 これくらいは当然かな? 「他にもあったよね?」 もう一度ベッドの下に手を這わせる。 お? あったあった。 次は何が出るかな? 「あ、あった。 えっちぃやつだ。」 ほらあった。 えっちぃ漫画だ。 リベンさんは漫画派か〜。 「何なに……。 拘束物?」 扉を開けてパラパラ見てみると、女の子が縛られて身動きが取れなくなってるところを無理やりってシチュエーションだ。 うわ……えっちぃ。 リベンさんこういうのが好きなのかな? 「うわ〜、こんなことまで……。」 漫画とは言えすごくえっちぃ。 思わずドキドキしながらページをめくる。 漫画に出てきてる女の子はいやいやいいながらも気持ちよさそう。 「いや、こんなの本当にあるわけないし。」 フィクションだってわかってる。 わかってるけど……。 激しい描写にドキドキ感が止まらない。 リベンさんが読むのもなんとなく理解できる。 こんなシチュエーション現実にはありえないもんね。 それに、これってR-18って書いてあるもん。 大人向けだよね。
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