第 1 章 ~ 強者 ~

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「今日も洗濯日和だね!」 私、アッティ・コルチ。 K-SGI州の田舎街Towk-enの今日の天気は快晴!! 絶好の洗濯日和だ。 この街はついこの間まで戦争してたなんて思えないほど平穏だよ。 とは言え、やはりまだ民族同士のいがみ合いはあるわけで。 時々は揉め事も起こる。 ま、今日はそんなこと考えずに先ずは洗濯よね。 わたしは洗い終えた衣類を洗濯機にから取りだした。 取り出した洗濯物を干す。 完全自動洗濯機が普及してる昨今、洗濯物を干すなんてことをしてるのは私ぐらいだけどやっぱりお日様の日差しで干した方がポカポカしてる気がするの。 その方が気持ちいいもん!! 洗濯物を干したあとは、朝食の準備。 お師匠様が起きてくる前に作っちゃわないとね。 戦争孤児の私を引き取ってくれたお師匠様への恩返しだもん。 それに食事が終わったらまた訓練もしなきゃだし。 今日も忙しくなりそうだ。 私は洗濯物を干し終えると台所へと向かった。 「よし! やるか!!」 バタフライナイフを腰から取り出すと、野菜を斬り刻む。 鉄製の鍋に油を強いて切った野菜を投入する。 頃合いを見て、水を入れだしの素を投入し肉を入れる。 O-WRY宙域ではポピュラーなお味噌を入れれば豚汁の完成。 あとはご飯を炊いて目玉焼きを添れば朝食の出来上がり。 お師匠様と2人分をテーブルに準備すれば完成だよ!! 「我ながら完璧!! じゃ、お師匠様起こしに行こ!!」 わたしはお師匠様の部屋に向かった。
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