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ルルちゃんはバルくんだけかと思ったのに、たくさんのお友達がいたのでびっくりしました。
「みんな、どうしたの?」
「みんなでルルちゃんをさそいにきたんだよ」
「ええ、そうだったの?」
ルルちゃんはみんなに、「気がつかなくてごめんなさい」と言いました。
バルくんが言いました。
「ルルちゃん、その耳かざりを外してよ」
「え、でも……」
ルルちゃんは少し戸惑ってしまいました。
ミミちゃんがルルちゃんのためにと、くれたものだったからです。
なかなか耳かざりを外そうとしないルルちゃんを見て、バルくんは困った顔をしていました。
すると、ミミちゃんが「ちょっとまってて」と言って、どこかに行ってしまいました。
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