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それほど解さなくても、ズブズブとダーレンを飲み込んでいくので、我慢できなくなったロランは、自分で腰を動かした。
「くっ……あっ、あっ、んんっ、んーっ」
「あ……くっ……いい、眺めだ……」
「ダーレンさま……あっ、……気持ち……いい……んんっ」
ダーレンに頭を掴まれて、下から唇を吸われた。
舌を絡めて、お互いの唇を貪るように舐め合う。
この瞬間が一番好きで、ロランはダーレンをうっとりと見つめてしまう。
「こうやっていると、初めてロランとした時を思い出す」
「ん……」
「今も最高だが、あの時のロランは、最高に可愛かった……。今でも寝顔を見る度に、思い出して、シタくなる」
それで夜中に叩き起こされるように興奮させられるのかと思うと、たまには寝かせてくれと思うのだが、愛おしいと思う気持ちが勝って、ロランは受け入れてしまう。
「ああ……ん……あっ、ふっ……ああっ」
ダーレンの上で腰を振っていたロランは、息を吐いてそこをブルッと震わせた後、びゅうびゅうと白濁を放った。
ダーレンの上等な服に飛び散ったが、ダーレンは気にせずに下から突き上げてきた。
「ま……まって、今、イって……」
「俺は、まだだ。たっぷり、突いてやるから、声を我慢するな」
「うう……あっ……」
足を持ち上げられて、下から突かれると気持ち良すぎて目がチカチカしてしまう。
ロランが仰け反って快感に喘いだ時、出発しますと声がかかった。
執事のルーラーにとって、二人の情事はもう慣れたもので、平然と声をかけてくる。
ロランは毎回緊張してしまうが、ダーレンも平然と出せと返事をするので、これが普通なのかと錯覚してしまいそうになる。
ロランは今、絵の方は少し休んでいて、ダーレンの仕事を秘書として手伝っている。
ルーラーと二人で打ち合わせることもあるので、さすがに気まずいのだが、ダーレンはお構いなしに良いところを突いてきた。
「あっ、まっ……あっ、だめ……」
「何がだめなんだ。こんなに締めて……食いちぎられそうだ」
「んっ、んっ……あっ……」
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