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「うわ、き?」
尋常じゃない程の汗が頬を伝っていく。
顔を上げると悲しげな瞳を揺らす陽葵と目が合った。
ショックを受けているに違いない。
とてつもない後悔に苛まれる。
僕は……っ、
こんな可愛い、天使のような彼女を……
傷付けてしまった。悲しませてしまった。
「ほんっとごめん……!気が済むまで殴ってくれていいから!」
どんな制裁だって受ける……!
殴られる覚悟を決め、目を瞑った時…
「いいよっ」
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