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信じられないがネコ…子猫になる前は、普通に人間として女の子として生きていた。
だけど神様のイタズラか、いきなり人間から子猫に変身させれた。
突然、帰る場所も食べ物もなく慣れない身体になった私は路頭に迷うことに
空腹と疲労で衰弱していく身体。
もうダメだと思った時…
『うわぁ、小さい。子猫だぁ!可愛いなぁ』
残っている力で見ると、一人の青年が立っていた。
その青年に小さく鳴く。
『君、どら猫?ああ…こんなに痩せて弱って…』
青年はヒョイッと抱き上げる。
「みゃー」
『ああ…そんな声で鳴かないでください』
残っている力で鳴き声をあげて助けを求める。
『大丈夫ですよ、連れて帰ってあげますから』
そう言って、自分の懐に大事そうにしまって歩き出す。
久しぶりの温かさに、そっと目を閉じた。
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