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過剰サービスは食べきれないよ
突然ですが、自分の『胃ぶくろ』の大きさというか、加減って判りますか?
学生時代、『胃ぶくろ』は訓練次第で伸縮自在になるものだと信じて疑いませんでした。
なので、一日の摂取量を自らの意志(いし)で調整できるのだから体型維持(ダイエットともいいますが)を怠らないと決意さえすればできないことはないっ!と固く信じていたわけです(←なぜか絶対的な自信がそこにありました)
ところが、これは全くの見当違いであったと知ることになります。
『胃ぶくろ』加減は「いし」は「いし」でも意志(意欲)ではなく、意思(感情)に左右されるということを!
体型維持の意欲は充分でも、ちょっと不快な出来事があったりとすると(>_<)食べちゃいませんか?食べちゃいますよね?
逆に愉快で嬉しい出来事があっても(^^;食べちゃいませんか?今日のご褒美なんて言いながら。
更にっ!食事会などで普段の分量の2倍のおもてなし( ;∀;)食べちゃいませんか?食べちゃいますよね?おもてなしだから残してはならない使命感というカッコつけで。
他人の『胃ぶくろ』加減などなかなか掴めるものではないと解っているからこそ、勧められれば断りきれなくて食べちゃいます(←他責満載)
そして、翌日襲う後悔の念。私の場合は大抵、お腹を壊します。
『過剰サービスは食べきれないよ』
友人であり、仕事の師匠であり、大恩人であり、お客様でもある次代の経営者のお言葉です。
無形商材を扱う仕事をしていると有償(きっちり価格が決まっている部分)と無償(おまけしちゃいましょう)の境界線が曖昧な時があるのですよね。(←まぁまぁな頻度で)
お客様の受取り度合いを観ながらおまけしているつもりでも、相手にとってはお腹一杯の時もある。
見極めは難しいかもしれないけれど、よかれと思ったおまけのサービスは消化不良を起こしかねないよ。
ははぁ~!お腹一杯ですから結構ですとにこやかにお断りしても勧められるままに食していた昨夜の私を見てました?
このお言葉を頂いた時の私は相当驚いた顔をしていた様です。
『過剰サービスは食べきれないよ』
お相手の『胃ぶくろ』のデッドラインはよくよく見極めていきたいです(^^;
2024年4月23日 春華(syunka)
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