レッスンのハジマリ

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「んっ…んぅ、、っ、」 苦しくて、息を吸おうと少し口を開けば…その隙をついて口内に舌が入り込んでくる。 (こ、これ以上はっ…おかしくなる、、) 彼の胸元の服を必死で掴んで、解放することを懇願するも虚しく─…そのまま床に身体を押し倒されてしまった。 この一連の流れから見て、不能だと言うのは嘘なのでは…?という疑惑が浮かび上がったとき…ようやく解放されて、私のことを上から見下ろしている部長と目が合った瞬間…心臓が飛び跳ねた。 「……ぶちょー…?」 「俺が出来るのは、ここまでだ─…」 切なげに揺れる瞳を見て、その言葉が嘘では無いことは明白だった。 だったら─…ここから先は、私が部長の為に出来ることをシてあげればいいだけのことだ。
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