深夜2時、逢瀬を重ねる

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珍しく押され気味の新次郎さんから甘い吐息が漏れると、私の身体の奥が熱を持って疼く。 ──…好き、大好きっ 伝わって欲しい、叶わなくてもいいからどうか気持ちだけでも届いて欲しい。 ちゅ…っと、音を立てて唇を離せば…満足気に微笑む彼とバッチリ目が合ってしまった。恥ずかしさで死にたくなってきて慌てて彼の上から退こうとするが、腰を抱かれて阻止される。 「そんなエッチなキス、どこで覚えた?」 私の髪に指を通してから、スリスリと頬を撫でる それがくすぐったくて、顔を背けようとするが…今度は輪郭をグッと掴まれ目を逸らすことが出来なくなってしまった。 「……分かる?俺いま、すげぇ興奮してる」 膝の上に座っている私に、自身の硬くなったモノを押し当てるようにして腰を浮かせてくる新次郎さん。恥ずかしくて顔を隠したいのに、彼はそれを許してはくれない。
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