綴る

あなたからの小さなメモがきっかけでしたね
18年も前のことですが、はっきりと覚えています。

ふざけるにも度が過ぎると思っていました..
だから相手にする気なんてなかったのですが・・。

けれど、次第にあなたの誠実さに惹かれしまい
あっと言う間に恋をしました。

もちろん
二度目の恋をするのは大変勇気がいりました。

陰口たたかれ、
後ろ指刺される事は覚悟はしていました。
だって24歳年下のあなたに恋したのだから
きっかけは、あなたからとしてもあなたを選んだのは私だから・・

最初は戸惑いばかりでしたね・・・・

◇◇

街はたくさんの人が行き交いして
そんな人の中からわたしを探して
手を繋いでくれたのはあなたですか
たったひとりぼっちのわたしを
あなたの心で包んでくれますか

ひとりぼっちに気づかない
それほど一生懸命生きてきました
気がつけば寂しかったのかもしれない
誰かに気づいて欲しかったのかも
あなたは寂しさを埋めてくれますか

どんなことを考えても
いろんなことを想っても
たくさんの不安は消せない
そんな不安だらけのわたしと居る
あなたには覚悟がありますか

まだ心が揺れ動いています
まだ少し後悔しています
勇気のいる決心をしました
この決心はあとでよかったと
あなたは一緒に喜んでくれますか

やっぱり先を考えてしまいます
今はよくても数年後はどうなの
今日と同じように接してくれますか
耐えられず自ら身を引いたとしても
あなたは引き留めてくれますか

とてもわくわくしています
明るい気持ちになれるわたし
現実を忘れているわたし
あなへのドキドキが止まりません、ずっと
あなたも同じ気持ちでいてくれますか

ときめきの瞬間もなく
目を閉じる余裕もなく
手を添えることもなく
口紅がつかなかったかを心配する
あなたはまた口づけ重ねてくれますか

まだ早いとかじゃないの、まだ
年の差を気にしないなんて無理
自分のからだに自信がない、まだ
臆病な自分があたりまえにいた
あなたは若くはないわたしを抱けますか

いつまでも綺麗でいたいけど
わたしには時間がありません
だからわたし覚悟をきめました
わたしのからだをあずけます 、ずっと
あなたは私のからだも愛してくれますか

熱く激しく愛してくれました
わたしはまた女になりました
心もからだもあなたに委ねました
けどあなたの重荷にはなりたくない
あなたは誰と未来予想するのですか

つよい理解者ができました
楽しいときは一緒に喜んでくれます
辛いときも一緒に悩んでくれます
心強い味方です、娘(義理)と私を
あなたはずっと大切にしてくれますか

この歳で喜んでもらえなくても
この歳で許してくれなくても
この歳で結ばれなくても
この歳で授からなくても
あなたはいつまで愛してくれますか

二人の絆が強くなります
そんな新しい命が宿りました
十月十日後には生まれます
それまでわたしはがんばります
あなたは一緒に頑張ってくれますか

わたしには久しぶりの恋
26年間頑張って生きてきた
気付くと48歳になっていました
女性より母として頑張っていた
あなたは女性としてみてくれますか

わたしは肩の荷が下りました
みんなに認めてもらいました
わたしの周りはみんな素敵です
あなたと出会えて幸せです
あなたはわたしと一緒で幸せですか

あなたと出逢って18年経ちました
家族みんな歳をとりました
わたしたちも歳をとりました
24歳の年の差は今も変わりません
あなたは今もわたしを愛してくれています
これからもずっとラブストーリーは続きますね

◇◇◇

綴った日記は昨日のことのよう

ひとりで泣く夜は今はありません
悲しい年月は遠い昔のこと

わたしたちを結んでくれているのは愛
娘は結愛(ゆあ)
と名付けました

彼は杏子(きょうこ)と呼ぶようになりました
わたしは今でも宏樹(ひろき)くん

いつまでも若くいられます
彼に愛されていますから

時がながれ、あなたとずっと夫婦で居られる喜び

もっと時が流れれば、必ず私が先に召されます。

あなたには寂しい思いをさせます。
けれども、あなたを先に失う悲しさをわたしが
覚えなくていいのは幸せなのです。
その時初めて24歳差の夫婦で良かったと
感じるのでしょうか...

ごめんなさい...身勝手なわがままですよね

あなたは、まだまだ若いから
次の恋をしてください。
やきもちなんて焼きませんよ、
だって私はあなたと二度目の恋を綴りました。
あなたもきっと素晴らしい人に巡り合え
幸せな二度目の恋を綴れます、きっと...

ストーリは彼に繋がれあたしは今も
愛され続けています。
いつまでも永遠に綴られます.....

ラブストーリーは一生心(ここ)
　にあります