【裏話・弐】

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【裏話・弐】

 三、四話について···  ネタバレ含、読み飛ばしOK  しとせ屋のお客様の何人かは、単体で話が書けそうに設定があるので、いつか書けたらいいなぁとも思います ´▽`  本編のことの前に、今更ですが、「代価」について······  本来であれば 対価 が正しいんじゃないかと思うのですけれども、対価だと〝引き換え〟感とか〝同等のものを差し出さなければならない〟語感が強いかなと······あえて代価の方を使っております。  しとせ屋に、強制感はありません。 (暁生の圧だったり、寸前で逃亡するものもおりますが···) *三(狛犬さん)  三話目にして問題作を作ってしまった気がする···と慄いた話です。ただただしとせ屋の三人が振り回されるお話。  こちら、暁生視点となっております(分かり難くてすみません)。  三兄妹中、二人が対人で難あり?なので、必然的に春依視点ばかりになるんですよね···。  本編中、(仮)が続くのは、暁生が全然信用してないからです ;´∀` 主人が登場したことで(ようや)く信用する気になって(仮)が取れます。いや(仮)、地味~に打つのがめんどくさかった··· ;´∀`  御門(みかど)少年だけでなく透雨にも好評の冬月堂···  御門くんはつぶあん派のようですが、作者はこしあん派です(?)。  そして念の為······御門くんと家族仲は良好です。  失敗したら罰せられるなんてことはありません、大丈夫です。まあでも、少し口うるさいのでしょうね······。 *四(四季揺籃)  透雨視点です、実は思いついたのは三話より先。  少しになっていますが、透雨の能力(ちから)についても触れました。  暁生→『断つ』  春依→『浄化』  のように透雨にも設定がちゃんとあるのですが、詳しくは、いずれ······。  (ちな)みに(本編中ちょっと出てた)〈浄龍の壺〉······浄化の力を発揮する壺。  不要になった想い出や物はこちらにどうぞ(?)。  ただし何もしなくても(使わなくても)十分以上放置で発火する。  結界を張りながら使うのが正解である。  あまりに扱いがめんどくさ···じゃなくて複雑なため、基本的に結界で頑丈に封じ込めて保管されている。  揺籃(ようらん)とは、ゆりかご のことです。  しとせ屋にない「春」と「夏」は、どこかの家に贈られて、お子さんを守っていると思われます。  以降、四のちょっとしたおまけです。  片付け中、こんなこともありました① 「あ、暁生、その上のやつ取り出してくれない?」(春依) 「あ? おう」 「暁生、こっちもお願い······」(透雨) 「おう······」 「暁生、それも頼む」(春依) 「一応訊くけどお前ら、踏み台を使うという選択肢はないのか?」  身長180超えゆえの便利さ······。  片付け中、こんなこともありました②  昼食を終えて、食器を片付けに行った暁生が戻ってきた時。 「あっ、暁生そこ踏まないように!」(透雨)  咄嗟になぜか両腕を広げて片足でつま先立ちする暁生。避け切った! と思ったのだが······微かに触れていたらしい、  ボフン! と部屋中が雲だらけになった。 「 ······ 」「 ······ 」 「 ······ 」 「······避けたつもりだったんだよ······。何か発動するとか思わないだろ······」 「まあ、雲で良かったんじゃない······」(春依) 「部屋が火事みたいなことになってるけどね······」(透雨)  ちゃんと戻せました。
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