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10. 翌る日、かみさんも会社である「オフト」に入社しA I保全課に配属され課長がサイバロイドの「カレン」人事教育担当にかみさんが配属され貧民高齢者及び働く高齢者に理解を求めた。 俺は技能技術担当として高齢者職能を配慮し仕事を考え実施することになった。 そして最も大切なこと、それは、かみさんが以前政府に提言した… 「高齢者が気持ち良く働けること!」 「高齢者の心情を理解すること!」 「初めから作業効率を考えないこと!」 「高齢者としての人材を認め、褒めることを忘れないこと!」 以上をモットーとし国民は85歳まで働く事となり5年の歳月が流れた。 そして、少しづつであったが貧民高齢者及び高齢者の理解を得て仕事を進め利益を出せるようになっていた。 俺達夫婦はA Iであるサイバロイド「カレン」と共に働いている。 「ありがとう…」 そして大変ではあるが俺とかみさんは夫婦として働く生きがいを感じていた。 完
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