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9.
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「ふうん…そうなんだ、でもおとうさん政府は私の志しを無視したのよ…また都合良く高齢者の支援をして欲しい…それも貧民高齢者を?」
「…」
俺は言葉を失った…
「ツー、ツー、ツー…」
そんな時、携帯に…
「あ、「カレン」え、PCを立ち上げて欲しい?」
「リモートでかみさんと話がしたい?」
「おかあさん「カレン」が話しがしたいと?」
「え、困るなぁ?」
PCが立ち上がりリモートが繋がった。
「初めまして「カレン」です、私は人間ではありませんサイバロイドです…私のお願いは「光」から聴いたと思います…どうか助けてください!」
「初めまして「光」の妻、「真下莉乃」です…夫がお世話になっております」
「莉乃さんどうか助けてください!」
「でも、以前この仕事をしていてお断りしましたので…」
「分かっております…あれは政府からで…今は私からのお願いなのです…どうか…」
サイバロイドである「カレン」のA Iは人情というものが搭載されているかのように?かみさんに訴え…お願いしていた。
「おとうさん、どうしよう?」
「おかあさん、夫婦でやってみようか?」
「…」
かみさんは俺の顔を見て小さく頷いたのであった。
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