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「別にあんたに許される必要ないんだけど。とりあえず居間まで運んでおきなさい、貧乳メイド。これ私の椅子にするから」
「メスガキに言われなくても運びます。それと、私はあなたより"あります"」
「はぁ?前にお風呂で触りっこした時は、私の勝ちだったじゃない!?何をいってるのクソメイド!」
「勝ったのは私ですが脳みそ沸いてるんですか?ゴミコ」
「ぶっ殺す!」
「やれるものならどうぞ。私はご主人様のように呪いをかけられていませんので。あなたを殺すことも出来るんですよ。お忘れですか?」
「呪いなんかなくても、あんたがあたしの陰陽術に勝てるわけないでしょ!?」
「試してみますか?」
「望むところよ。どーじ!あんたの使えないゴミメイド一匹駆除するけど問題ないわよねー?」
「ご主人様。このメスガキを殺して、今呪いを解いて差し上げます」
エスカレートしていくメイドと巫女の争いだったが、もう一人の客人によってそれは終息した。
「こら、喧嘩はダメでしょ? 実紀ちゃん、紗夜ちゃん」
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