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川で死んだ女の人から全て聞いた。あの人は当時精神病院で看護師をしていて、妻がお母さんに乱暴するように職員に命じて、小窓からのぞいているところを目撃し、赤ん坊を殺すように命じたところも目撃した。あの人が赤ん坊の果梨を救ってくれた恩人だったんだよ」
「水島さんは知っているの?」
「知っている。果梨の平穏なしあわせを守るために果梨のこと誰にも知られないようにしてきたんだけど、最近お母さんのお墓参りに行った時別荘で襲われて!それでもう、隠していられなくなって向こうから仕掛けて来たんだって、水島一族に果梨のことを話して果梨を護るために裏社会と全面戦争になった、果梨を護ることが政財界を守ることとなってしまったんだ」
「これは、とてつもない大事件だ。妻のところで終わってくれればいいが、でも、果梨ちゃんの存在一族に知られたんだから計画だめでしょう」
「だから裏は果梨を殺そうと躍起になってくる。
水島一族も一枚岩では無い、裏と繋がっているものもいる。妻の犯罪が表に出れば加担できないと思う」
「そういう事か、まだ口封じされていない者さがしてみるよ」
「お願い、早く解決してほしい」
「果梨が心配だから部屋に戻るね」
「お楽しみの続きか?その時だけでも鍵かけれよ!皆んな跡取りはお前だと思っているぞ、まさか女の格好してるとは思わないからな。」
「果梨が男だって知ってたの?」
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