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第9話 陰の実力との対面
数週間後
ディアボロス教団の壊滅を誓って数週間が経過した。そんな中俺は、盗賊を狩っていた。
「……魔剣士たった1人で何が出来る。」
盗賊のボスが高らかに笑う。それに釣られて周りの連中も笑う。やれやれ、こいつらはまるでわかっていない戦いを。
直哉「……死にゆく者達よ遺言はそれでいいのか?」
アイ「覚悟は出来てる?」
俺達は、あえてそう言い奴らを挑発する。
「なんだと…ガキ1人に俺達が負けるとでも?」
ほら……こんな安い挑発に直ぐに乗ってきた。
「やっちまえ!!」
盗賊のボスがそう言うと周りにいた男達がぞろぞろと剣を抜く。なるほど、どうやら素人では無いみたいだな。この前戦った奴より強い。
「死にやがれ!!」
男の1人が俺に向けて剣を振り降ろす。まぁまぁのスピードだ。俺は、それを後ろへ何歩か下がり避ける。
降り終わりには、隙ができる。俺はとりあえず指でそいつの両目を潰してやる。俺の指は簡単に奴の眼球を潰す。
男は、痛いのか呻き声を上げてその場をのたうち回る。相手が1人でも油断はしない事だそれは命取りになる。
「……お前らそいつを殺せ!!」
どうやら盗賊のボスは、恐怖を感じて仲間に指示を出す。奴らは一斉に俺に攻撃を仕掛けてくる。何本の剣が俺に振り下ろされる。何人で来ようとも当たらなければどうってことない。
最小限の動きで奴らの攻撃を避ける。俺は攻防の中、親指と人差し指に魔力を貯める。
漆黒の魔力が俺の指先を包み込む。そして、親指と人差し指で相手の剣を掴む。
「な…!?」
驚いているな。この程度で驚くとは、俺がいた世界ではそう珍しい事じゃないけどな。
そのまま少し力を入れる。剣は簡単に粉々になる。そして、人差し指に魔力を込めて放つ。魔力の弾が心臓を貫く。また1人倒れる。
直哉「弱いなこの程度の力しか持たないとは。」
攻撃を見ていたがスピードもパワーもどれをとっても中途半端だ。つまらないし終わりにしよう。
剣を抜く。そして、奴らに一気に接近。そのまま剣を振り下ろす。簡単に真っ二つとなり男は絶命する。
そのまま1人、2人、3人と殺していく。
「調子に乗るな!!」
痺れをからした盗賊のボスが後ろから、横凪に剣を振るう。
直哉「覚悟は良いか……」
「ヒィィィ!」
試してみたかったんだよ……お前でなぁ!アイが構えたと同時に……
直哉/アイ「一瞬千撃!」
間合いを詰める。
直哉/アイ「抜山蓋世」
分身すると盗賊めがけて打撃を放つ
直哉/アイ「鬼哭啾啾 」
テンポ良く残りの残像も打撃を放つ
直哉「故阿修羅成」
血が大量に出てそのまま動かなくなった死体の完成。
誰かが見ているな。
直哉「……いつまで隠れている姿を見せろ。」
アイ「影野ミルノ……いえ、シド・カゲノー君。」
sideシド
僕は、新兵器の記念すべき実戦投入をしようと廃村に向かっていた。しかし、到着した時には既に先客がいた。
白色の髪を持ち青色の瞳をしている。僕より年齢が少し高い男がいた。盗賊の1人が男女に向かって剣を振り下ろす。
彼等はそれを最も容易く避けた。しかも一瞬の内に盗賊の目を潰し視界を奪った。その動きが見えなかった。
一呼吸の内に彼等は盗賊の男の目を潰したのだ。僕は前世で、強くなる為に必要な物は全力で習得した。
そんな僕でも、あの動きができるだろうか?
「……お前らそいつを殺せ!!」
盗賊のボスらしき男が命令する。次の瞬間彼に向かって男達が剣を降り下ろす。しかし、僕にはわかる勝てない。
彼らが男女に向かって剣を振り下ろし攻撃を仕掛ける。だが、どの攻撃も当たらない。しかも最小限の動きで回避している。
それに加えて魔力の操作が上手く指に纏った魔力で剣を掴みそのまま剣を粉々にしていた。そして、指先から何かを放つ。放った物が1人の男の心臓を貫いた。
盗賊のボスが彼に向かって行ったが当然敵うはずも無く前蹴りで吹き飛ばされる。彼は僕でも目で追えないスピードで吹き飛んだ方に向かい。吹き飛ばされた盗賊ボスAの後ろに既にいた。
彼等は、間合いを詰めると打撃を放ち始めた……
僕は、その戦いから目を離せなかった。陰の実力者になる為に僕は、努力を続けた。それなりに自分は強いと自負していた。
でも、彼等の戦いを見てそんな思いは打ち砕かれた。彼等には、絶対的な強さがある。今の戦闘だけでもわかる。僕は井の中の蛙だった事を思い知らされた。
それと同時に、彼等の強さに惹かれた。僕にもあんな力、強さがあればとそう思ってしまったのだ。
「……いつまで隠れている姿を見せろ。」
そんな事を思っていると僕が隠れている場所を見ながらそう言ってくる。どうやらバレていたらしい。僕は、大人しく彼の前に姿を現す。
しかし女の方は僕の名前を言い当ててしまった。
「影野ミルノ……いえ、シド・カゲノー君。」
シドSide終了
俺達の前に姿を表したのは、漆黒のロングコートを纏った男がいた。外見からして、12か13歳くらいだろうか?
直哉「お前は、こんな廃村に何の用だ?」
彼にそう質問する。
???「僕は、新兵器の実験投入をしようと思ってこの廃村にいた盗賊を狩ろうと思ってきたんだよ。」
なるほどな。
直哉「名前を名乗って無かったな。俺は直哉・アインツベルグ。これからお前に修行をつけてやる。彼女は……」
アイ「星野アイ。よろしくね、シド君。」
シド「シド・カゲノーこれからよろしく師匠。」
それぞれ自己紹介したあとに、今までのことも含めて今後について話す。どうやらシドは転生者らしい。
直哉「陰の実力者といっても裏舞台で活躍する脇役みたいなもんでな。俺の能力を使った限り、この世界に主人公は居ないみたいだ。」
シド「え、そうなの?」
直哉「モブを演ずるのは無しな。悪魔憑きに関してなんだが……ん?この波長は悪魔憑きか。シド、まずはこっちに来てくれ。」
馬車の中に檻がありその檻には悪魔憑きがいた。俺は、檻を掴みそのまま引っ張る。檻は簡単に広がりその中にいた悪魔憑きの子を外に出してあげる。
直哉「辛かったな1人で。」
俺は、何とか人型を保っている肉塊を抱きしめる。俺の胸の中で動くそれ。とても冷たくまるで、死んでいるかのようだった。
しばらく抱きしめ続けて離す。
シド「これは?」
直哉「前に悪魔憑きを助けたことがあってな……」
アイ「直哉君は悪魔憑きを治したこともあるの……悪魔憑きについてはキョウコ博士が文献を漁ってたら出てきたの……」
シド「目の前にいる肉塊が?」
アイ「うん。彼は、もう人ではないの。」
シド「師匠が?!」
アイの言葉に驚くシド。
直哉「そこでだ。シド、お前にコイツの治療をしてもらう。俺も教えるし、もしもの時があったら助かるぞ。円鹿!」
反転術式に特化した式神、円鹿を呼び出し、悪魔憑きを運んだ。
俺はシドに反転術式と波紋を教えつつ真実を話す。ディアボロス教団は実在することも含めて話した。余談だがシドは魔虚羅を調伏してしまったため、術式を教えることにした。
3日後
シドに修行を言い渡して、3日が経過した。俺が色々と指導して魔力制御の方法を教えてあげた。センスがあり彼の魔力制御は、繊細にもっと力強く魔力の制御が高まっていった。
その結果、悪魔憑きであった彼女の姿は戻り、長い金髪の髪の毛をなびかせ特徴的な耳を持つエルフの少女に戻っていく。無事に治療が完了した。
シド「あんな状態から本当に元の姿に戻れるんだな。」
とシドは、感心していた。
シド「師匠…この子どうする?」
直哉「とりあえず当分は、俺が世話をする。この子には行き場も無いしな。かといってこのまま放置するわけにも行かない……俺は」
アイ「ねぇ、琵琶語りすれば?」
彼女を今後どうするか話していた時、俺達の声に反応するかの様に彼女の瞳がゆっくりと開いていく。
「んっっ…うぅぅ?」
シド(どうすれば良いんですか?!師匠!)
直哉(こういう時は慌てたら負けだ。真実を話すべきだろう。俺は琵琶語りをする。)
シド(師匠が琵琶語りって……)
アイ(直哉君はね、戦闘や物語とかもまとめて話すんだよ。見てて。)
シド(分かりました。アイさん、どころで師匠は何をしようとしてるんです?)
アイ(陰の実力者じゃカッコ悪いからシャドウスパイダーにするって。)
シド(その方が良いですね。)
シドに琴を教えたので俺が話す。
直哉「お目覚めかな?」
エルフの少女「んっっ………は!……あれ!?私の体!?嘘!?」
肉塊だった自分の体が元に戻っている事に、驚くエルフの少女。そんななか……
直哉「君を蝕んでいた呪いはもう解けた……もはや君は自由だ。」
そうエルフの少女に言う。
エルフの少女「貴方が……私を……呪いって?」
エルフの少女が彼に問いかける。俺はそう聞かれると言葉を続けていく。
直哉「あぁ、呪いと言うのは……君たち「英雄の子孫」にかけられた忌まわしき呪いだ。正確には弟子が君を治したのだが。」
……良く、そんな事が思いつくなと、関心さえしてしまう。ある意味発想力が豊かだ。
直哉「驚くのも無理はない。だが、君も知っているだろう。教典にある、3人の英雄が魔人ディアボロスを倒し、世界を救ったというお伽話を。」
この世界では、よく知られている話だ。3人の英雄とは、エルフ、獣人、人間のそれぞれの種族が異なる英雄達だ。
お伽話と語り継がれているが、これは実際にあった事だ。詳細はまだ明らかになっていないが、ディアボロス教団を調べていけば必ずその事に関する情報も出てくるはずだ。
直哉「あれは、本当にあった事さ。魔人は死の間際呪いをかけた。それが君を腐った肉へと変えた物の正体だ。だが、何者かが歴史を捻じ曲げて、君達を「悪魔憑き」等と蔑まれる存在とした。」
エルフの少女「………ッ!!」
直哉「その黒幕の正体は……そうだな……黒幕は………まだ口にする事はできない。知れば君にも危害が……。」
エルフの少女「構わないわ……!一体、何者なの……?」
エルフの少女は、俺に近づき黒幕とやらの正体を聞こうと詰め寄ってくる。真実を話そう
直哉「……「ディアボロス教団」魔人ディアボロスを復活を目ろむ者達だ。」
そう続けて話す
直哉「奴らは表舞台に決して出てこない……。我が使命は、その野望を陰ながら阻止する事……かな。困難な道のりになるだろう。だが、成し遂げなければならない……。英雄の子よ、我と共に歩む覚悟はあるか?」
エルフの少女「病……いえ、呪いに犯されたあの日私は全てを失いました。醜く腐り落ちるしかなかった私を救ってくれたのは貴方です。」
エルフの少女は、俺の目を見る。その青き瞳には確かなる決意と憎しみが篭っていた。
エルフの少女「だから……貴方がそれを望むなら、私は命をかけましょう。そして……罪人には死の制裁を……!!」
では語ろうか。
直哉「俺達の組織はシャドウスパイダー。君はアルファと名乗れ。」
そして、今日この日シャドウスパイダーという組織が誕生した。ディアボロス教団に対抗する組織が。
アルファが、優秀そうだし俺自身も組織の拡張に協力する。それに、アルファの魔力量は多く鍛えればそれなりに強くなれそうだ。
直哉「……とりあえず服を着させよう。」
俺は、魔法で衣服を作成してそのまま彼女に着させる。何時までも全裸と言うのもいけないからな。と言うか目のやり場に困る。
アルファ「どうしたの?直哉?」
真実を語ろう
直哉「では語ろう……これは三人の英雄が魔人ディアボロスを討伐する話……いや、創世神と共にディアボロスを倒す物語である。」
俺は魔人ディアボロスの話を物語でまとめる。
そこでアイはアルファに真実の記憶を見せる。
かつて世界を創世した龍がいた……
その龍は三人の英雄に自身の力を授け、魔人ディアボロスを倒すように神託を下し、三人の英雄と共に魔人ディアボロス打倒を目指した……
平和な世ために……
魔人ディアボロスとの決戦が近付くなか、三人の英雄にとある神器を授け、術式を三人の英雄に教えた。
そして魔人ディアボロスとの決戦になった時、創世神は深傷を負ってしまったが三人の英雄に自身の残りの力を授け、傷を休めるために去った。
やっとの思いで、倒したものの魔人ディアボロスは三人の英雄にこのような言葉を言ったと言う
『おのれ、英雄め!これで勝ったと思うなよ。』
そう言って死に際に呪いをかけた。
エルフの英雄オリヴィエの子孫は今も生きていると言う。
そして創世神は傷が癒えぬと悟ったのか、自らを魂に変え、人に転生したと言う。
これの続きは想像に任せるとしよう……
そう話終える。
アルファ「まさか、私がオリヴィエの子孫だったなんて……まさか!あなたが創世神なの?!」
直哉「そうだね。それに自らの力を授けたと話したと思うけどそれはバハムートウェポン……だね。全部で十種類ある。」
そこまで話を聞いていたシドが驚く。突然敬語になったかと思うと……
シド「そう言えば!これをあなたに返します!」
直哉「バハムートダガー?!これをどこで?!敬語じゃなくて良いよ。」
シド「姉さんの部屋に置いてあったんだよ。師匠。」
直哉「残りの9つか。」
ん?
アイ「これは?」
直哉「バハムートスタッフか!」
アルファ「これであと7つでしょ?私も持ってたような」
アルファは剣を持っていた。
直哉「これでウェポンはあと7つか。」
それぞれ持っていた武器は以下の、通り
シド:バハムートダガー
アイ:バハムートスタッフ
アルファ:バハムートソード
直哉「あとは残りの英雄が持ってると仮定して……それは返さなくて良いよ。」
三人『え?』
直哉「だからそれは持ってて良いよって言った。」
驚くことかな?
アルファ「使いこなせるかしら?」
シド「馴染むねこれ。」
アイ「うーん……」
悩んでるのはさておき、俺は寝ることにする。
その夜
三人は同じ夢を見た。
荒野の岩山に立つ機体には決闘のマントがついており大型の機体向かって武器を振り下ろした。
モビルアーマー、ハラエルは決闘マントを付けた機体に攻撃を仕掛けるがその機体は華麗にかわし、ハラエルを倒した。
もう一機のハラエルは不死鳥のような、機体と対峙していた。
不死鳥のような機体は変化すると決闘マントを付けた機体と同じ見た目に変身し、ハラエルをビーム兵器で仕留めていく……
二機の連携になす術もなく、ハラエルは倒された。
あの夢は何だったのだろうと三人は考えるようになる。
翌朝
アルファ「ねぇ、直哉。」
アルファが珍しく俺に訪ねてきた。何やら昨日見た夢に関係するらしい
直哉「何だ?」
アルファ「昨日見た夢の事なんだけど……」
直哉「夢?」
アルファにそう聞くと彼女は頷いた。
アルファ「ええ……でも言葉では説明出来ないの……」
なるほどな。
直哉「ついてきて。」
そう言って案内したのは格納庫だった。
ジェガン系統やジム系統が置かれている格納庫に一際異彩を放つ機体があった。
金色の装甲を持ち、一角獣のような、アンテナを持つ可能性の機体直哉の愛機であり厄災戦を終わらせた機体ユニコーンガンダム3号機フェネクスがあった。
アルファ「これは?!」
直哉「かつて宇宙世紀の半世紀においてその機体の名前を知るものは少ないとされる機体だ。不死鳥の悪魔……いや可能性の獣と言うべき存在フェネクス。何で不死鳥の悪魔の名前かって言うと、黒歴史の技術を応用した機体にフェニックスの名前が付いてたからフェネクスになったんだと。何せ、コイツは厄災戦の最中に突然出現してその後、何処かへ飛び去ったとされる機体さ。マルコシアスもその後は機体のみが行方不明となったんだ。」
アルファ「じゃあ、あの夢は……」
直哉「事実だな。親父がマルコシアスを発見した直後にモビルアーマーに襲われて、その時にフェネクスとマルコシアスを貰ったんだ。アルファに聞くけど、何でモビルアーマーが出来たか知ってる?」
彼女に聞いてみると
アルファ「知らないわ。」
と返答があった。
直哉「そうか。ヒントを与えたら分かっちゃうかもね。戦争には何が必要か。」
ここまで言えばあとは分かるでしょ。
アルファ「人が必要?」
当てたな。
直哉「正解だな。人が居れば犠牲が出るのは付き物。そこで科学者や技術者は人工知能を使えば不毛な争いは起きないと考えたんだろうな……でもそれが間違いだった……」
そのまま続ける。
直哉「モビルアーマーに搭載された人工知能は何が戦争を引き起こすか考えた。結果は人類を滅ぼせば戦争が終わると結論づけ殺戮兵器になってしまったんだ。そこで人類はモビルアーマーに対抗するためにガンダムフレームを造り上げた。」
俺が戦闘した時もそうだった。
アルファ「えっ?!じゃあ、人類が人工知能を積んだせいで、人工知能と人類とで争いが起きたの?!」
直哉「皮肉だがな……俺はマルコシアスに乗り、モビルアーマーを止めた。その時にニュータイプに覚醒してね、マルコシアスが俺の反応速度に追い付けなくなった時に、フェネクスが無人で動いてな、そこで俺が脳波で呼べる事に気が付いたんだ。その後はマルコシアスとフェネクスを伴って旅に出た。あの力は使いたくない……」
あの力とは何の事かと言うとハザードトリガーのことである。
アルファ「あの力って?」
直哉「ハザードトリガー。強化剤を変身者の脳の特定部位に浸透させる事で闘争本能を刺激して攻撃力を上げている。だけど戦闘が長時間続いてしまうと変身者の脳が刺激に耐えられなく成り、最終的に自我が消滅して破壊衝動の赴くままに戦う暴走状態に陥ってしまう。他のベストマッチでやったら同じ事になったから使いたくない……」
後に残りのメンバーが俺のハザードフォームと連動してオーバーフローになるのは後の話……(後々出てくるこのすばめぐみん、アクアも闇堕ちしかけ、オーバーフローになるのは言うまでもない……)
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