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第2話 魔改造された結果がこれだよ。
直哉「てなわけで俺はこれから月に戻りますんでよろしく頼みます。」
瑛子「月に帰るのね。」
なんで分かったんですか!?
直哉「それと苺プロダクションの社長さんに言っておくので……」
瑛子「そう。」
その後世界に衝撃が走った。アイが突如としてB小町を引退する宣言をだしたと同時に全世界に向けてとある映像が流れた。
アダム『人類諸君ごきげんよう。私は第1使徒アダムだ。そう警戒しなくてもいい。彼女を保護したのは身を護るためである。では来て貰うとしよう。』
映像に映った男性はゲンドウポーズを取りながら話す。
B小町のファンは何事かと思ったらしい。その後に出てきた人物に全員が騒然となった。
アイ『B小町の元アイドルのアイだよ。訳有って彼に保護して貰ったの。』
全員が呆気に取られていると彼から特大の爆弾発言が投下された。
アダム『それと私とアイは籍を置いてあるから下手な真似はするな。もし下心で近づいた場合は我々が制裁を課す。身の程を弁えて貰おう。』
それを聞いて全員がこう思った……
「絶対に彼を怒らせてはダメだ……」と。
アダム『我々は月に拠点……いや、この際は都市と言った方が良いか。そこの技術者が足りなくて困っている。希望があれば、採用する。ではよしなに。』
映像が切れる。
月の都市フォンブラウンでは……
エルル「ではゼロの騎士団と接触するのは今日で間違いないですね?」
直哉「勿論だ。希望者は……」
なんだこの数は?!ネルフの技術者がほとんどじゃないか!
直哉「ルーナ商会の後ろ楯がいないとね。ラミ、悪魔憑きの保護も急げ!鉄華団も傘下に入れるか。」
ラミエル「了解です。主様。」
そう言うのは会計担当のラミエル。
レイ「売上報告書。」
直哉「組織が形骸化しないようにルールを決めないとな。」
サキ「でしたら他の組織の首領を引き入れると言うのは如何でしょう?」
直哉「よし決めた!テイワズを買うぞ!」
アイは、経済の勉強をした後、経営資格者を見事に取った。
そんなある日……
マクマード「お前がここの社長か。」
直哉「マクマードさん。初めまして。アナハイム社、社長の直哉です。」
マクマード「若さんや。オススメの品はあるかね?」
直哉「ええ。有りますよ。サキ、例の物を持ってきてくれ。」
サキ「マクマード様。こちらが新素材のナノラミネートガンダリウム合金です。」
マクマード「これは?」
マクマードさんが合金に興味を示したところで提案する。
直哉「テイワズの事なのですが……」
マクマード「どうかしたのか?」
直哉「我々が後ろ楯となります。その代わり、鉄華団全員の治療をさせて欲しいのです。その合金と引き換えに御宅が保管している機体の整備もさせていただきます。衣食住も保証します。ナノラミネートコーティングには問題がありまして……」
マクマード「それは?」
直哉「それは熱に弱いと言うことです。ウチの社員が改修してくれますが。」
マクマード「なるほど。それはいい提案だな。ハハハ!気に入った!その見返りに技術者と整備士をそっちに回していいか?」
直哉「いい提案ですね。それではここにサインを。」
マクマード「それと依頼したいことがあってな。ジャスレイの奴を暗殺して欲しい。頼めるか。」
直哉「分かりました。直ちに人員を編成いたしますので。」
サハク「社長。私が始末しに行っていいですか?」
直哉「ブラックライダーを使え。そいつでブリッジごとジャスレイを殺せ。」
サハク「はーい。」
数分後……
ジャスレイの艦を破壊したと報告が入った。
マクマード「これで全部だな。」
直哉「では今後ともよろしくお願いいたします。」
マクマードさんがフォンブラウンを離れて数分後……
マクマード「七瀬達を連れてきた。」
直哉「うそーん……」
本当に連れてきちゃったよあの人!
オルガ「スゲーなお前の所の整備士は。」
直哉「団長さんや。お疲れでしょうからフォンブラウン市内のホテルにでも泊まってくださいな。温泉もありますし。」
実はサハク達が手抜きなしで瞬間的にしあげあのだ。しかも耐震補強もされてるし……
アインツベルグ邸
七瀬「お前さんの奥さんか。若いな。」
直哉「最近籍を置いたんですよ。」
アイ「七瀬さんもお疲れでしょうから温泉にでも入ってください。」
アジー「凄いね。君。」
直哉「フェネクス、マルコシアス、トーリスリッターが専属機ですから。最近依頼が来ないんですよ。」
アイ、扉が壊れるから止めて!
アイ「依頼が来たよ!」
直哉「早速か。」
ノイズ討伐かよ。
やれやれ……
それに女神様が戦艦をオマケとしてつけると言っていたような?
アテナ『言い忘れてたけどそっちにまほろばを贈っておいたよ。』
へ?
直哉『そのタイミングで言われても……』
アテナ『貴方は艤装適性があるわ。』
直哉『どうしてだよぉぉぉぉ……』
思わず言ってしまったが……
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