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オマケ
「それに、この店にしかないものがあるからね。私はそれを目的として来ている」
「へえ、よくわかりませんが、一店員としてはありがとうございます。モルセゴさんには、いつもご贔屓にしてもらってますし」
「……ベアトリス、君はよく鈍いと言われないかい?」
「はい?」
「……はあ、まあいいだろう、今はそれで。私はそのうちわからせるさ」
「?」
やれやれと肩を竦めるモルセゴを、ベアトリスはただただ首を傾げて見つめる他なかった。
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