無さそうだけどないとも言いきれないギリギリのライン、そこにファンタジーが香り発つ

1/1
前へ
/2ページ
次へ

無さそうだけどないとも言いきれないギリギリのライン、そこにファンタジーが香り発つ

「それはあれよ、御曹司に見初められるとか」 「それはちょいちょいあるでしょ。だいたい御曹司ってどのレベルから言えるの」 「じゃあ、御曹司が溺愛してくる」 「そのシチュエーションは個人的に好きじゃないのよねえ。」 「溺愛する側の権力をわかってる感じが嫌なのよ。 それなら御曹司がマタギに弟子入りしてサバイバル生活で女性猟師にメロメロになるほうが……」 「それは……ファンタジーだわ」 「それまで未知の世界との遭遇……それは異世界ファンタジーではよくあるのよ。王子が辺境の姫とか、野生児なヒロインに惚れるってのは。 その鉄板の亜流だからなあ……」 「異世界ファンタジーを基本に考えられても困るけどね」 「じゃあ、現実世界の設定で」 「スマホの指紋認証に彼女の指紋も登録してる彼氏」 「幻獣レベルかよ」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加