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貯金
僕は両親が亡くなってから両親が残してくれた貯金で生活している。その貯金も、もう残り僅かだ。そろそろ僕は仕事を探さなくてはならない。
でも、こんな僕を雇ってくれる会社があるのだろうか?僕は高校を卒業した後、決まっていた大学には行かずに自分の部屋に閉じこもりいつまでも泣いていた。
その後、父まで倒れて亡くなってしまった。二人とも僕のせいで死んだ。
そんな僕は生きていても仕方がない。
でも腹は減る両親が残してくれた貯金でコンビニでパンを買って食べる。
部屋で寝ているだけの生活こんな俺を雇ってくれるのか?僕は早く両親の側に行きたいと願っていた。
そんな時、僕は夢を見た。両親が夢の中で悲しい顔をして僕を見ていた。
「ゆうき〜そろそろ働いてくれ、これ以上私達を悲しませないでくれ」
ゆうきは毎日毎日両親が泣いている夢を見ていた
そんな時、高校時代の悪友の「小西光」から電話があった。「よう、そろそろ仕事探せよ。お前もう二十五歳だろう?高校卒業してから仕事もしないで部屋に閉じこもってるからお前の両親が俺の夢に出るんだよ」
僕は驚きながら聞いた「お前の夢に?」
光はゆうきに夢の話をした
それはゆうきが見た夢と同じ夢だった。
「光君からもゆうきに話してほしい」と光に頼んでいたようだ。
僕は光に迷惑はかけられない「わかった。明日から仕事探すよ」ゆうきは光にそう言った。
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