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でこぼこ夫婦は探偵業を営む
俺の名前は神宮寺京一郎という。
大阪は日本橋にある古いマンションに事務所をかまえる探偵である。
年齢は今年で四十才になる。自他ともにみとめるおじさんである。
こんな俺にも配偶者というか奥さんというか妻という人がいる。
こんな背の低い、おじさんのどこがよかったのか、彼女から交際をもうしこまれ、交際六ヶ月で結婚までいたってしまった。
彼女の名前は神宮寺万由美といって、今年成人式を終えたばかりの二十歳である。自分でいうのもなんだが、なんと年の差二十なのである。特徴は身長百八十八センチメートルという高身長に人並み以上におおきな胸と尻であった。これがかなり魅力的なのだ。そこいらのアイドルやモデルなんか相手にならないほど、万由美は可愛くて綺麗でセクシーだ。
「京一郎さん、おはよう」
派手な顔を近づけ、俺の唇にキスをする。
朝から最高の瞬間だ。
「ああっおはよう」
俺はそう言い、万由美の豊満でやわらかな体を抱きしめる。
一生こうしていたいほど、その体は気持ちいい。
俺に抱き締められて、万由美もうれしそうに微笑む。
ピンポーンと機械音が部屋に響く。俺が万由美の体を堪能していたらうっとうしいチャイムがなった。万由美が俺の頬にキスをしたあと、インターホンにでた。
万由美がインターホンの受話器をもって対応している。
どうやら、依頼主のようだ。
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