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本田
「打たれた……」
「あっ、センターの選手がカバーに入ってボールを追いかけてますよ!
スティーブン理事長!」
ゆっくりしていた小豆と青鬼に焦って走り出した。
「遅い!
何だ!
豆粒野郎の足は………」
青鬼
【こらっ!小豆、しっかり走らないかい!
追い抜くぞ!】
小豆
【だ、だって、僕、思い切り走ってるんだけど……】
「あっ………
ボールがホームに帰って来た……
遅い……
豆粒野郎!
は、早く走らんかーーーい!」
小豆
【あっ……】
《タッチアウト!》
青鬼
【あっ……】
《タッチアウト!》
「えっ、2人とも?
こらっ!
豆粒野郎!
お前のせいで青鬼までアウトになったじゃないか!」
小豆
【ゴメンなさい……】
「交代だ!
構いませんよね!
スティーブン理事長!」
【小豆ばかりを攻めるな!
青鬼だって走らなかったんだ!】
「でも、豆粒が足が速かったら2人ともホームに帰って来ましたよ!」
【ショウタ、小豆をベンチに降ろして、誰と代える訳だ?
リーナは槍ナゲットの抑えで後からの登板だ。】
「あっ!
ダンクがいるじゃないですか!
ダンクなから豆粒野郎の穴を埋めてお釣りまでやって来ますよ。」
【ショウタ、お前はアホか?
何回も言ってるだろ!
これは、15歳までのチーム編成だ。
1人だけ大人が居たらおかしいだろ!】
「あっ、そうだった……
でも、皆んなも今のプレーは許さないだろ!
リーナ、プリンス、ウミガメ、スカンク、寝太郎、赤鬼、青鬼、チキンナゲット」
槍ナゲット
【俺はチキンナゲットじゃない!
槍ナゲットだ!監督】
リーナ
【監督も早く大人になろうよ……
見ているだけで情けないよ。】
プリンス
【こんな人が監督だなんてボンゴ王国の国民に言えないよ。】
青鬼
【さっきのプレーは俺が悪かったんだ。
最高の当たりだったから、ホームランだと思ってゆっくり走った俺に責任があるんだ。】
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