オートマチック

1/2
前へ
/19ページ
次へ

オートマチック

 数日後、会議から戻った所長は妙に上機嫌だった。 「新しい事業計画が持ち上がった。俺が責任者として出向くことになるが、ここはお前に任せて大丈夫だろう。部下が必要だから会社で募集をかけるらしいしぞ。まぁ、そいつと上手くやってくれや。それと、人形も何体か連れて行く。俺の担当から――そうだな、できるだけ若いのがいいだろう」
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加