5人が本棚に入れています
本棚に追加
十五センチの背中合せで
時間、午後四時四十五分。場所は、○○交差点の西側歩道。それは、同時に十五センチの背中合せで起こった
ーーーーー
ダジャレの神様を信じて、出掛けて歩き回ったのに、なんの成果もなく、疲れてしまって、私は思わず○○交差点西側の歩道で立ち止まって電波時計の腕時計をチラッと見ると十六時四十五分。
(ダジャレの神様を信じて、出掛けたけどあ、あかん…土曜日で人が多くて、正直疲れたわ…頭におっきなリンゴ…ホコリすら落ちてきいひんし、鐘も鳴らへんし…もう諦めて、家帰ろっかなぁ…)
と心の中で弱気な気持ちをぶつぶつ…。ついでに「ふぅ…(………)ふぅ…」と、ダブルでため息をついた。
ーーーーー
ダジャレの神様を信じて、外出て色々歩いたけど、何事もなく、疲れてしまって、僕は思わず○○交差点西側の歩道で立ち止まって、ジーンズの後ろ右ポケットからスマホを出して時間を見ると十六時四十五分。
(ほんまは休みの日に外出たくなかったけど、ダジャレの神様を信じて外出たけど、なんもなかった…まぁ、歩いて、いい運動にはなったけど…それにしても人が多いなぁ…)
そんなことを考えていたら、急に気持ち悪くなって、えずく。「(………)うっ…(………)」
最初のコメントを投稿しよう!