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女の人はそのまま、フンッと
料理が並べられたテーブルに向かっていく。
高級紳士服の男性
「すみません、うちの娘なんですが…
ご覧の通り性格がキツイでしょう?
だから、彼氏が出来ても
数日で別れてしまうんです。」
紳士は苦笑いしていた。
派手なドレスの女性
「お父様~!こっちきてぇ!」
高級紳士服の男性
「おっと、呼ばれたので失礼しますね。
はいはい!今いくよ~!」
紳士は、ドレスの
女性の方に向かって歩いていく…
私
しらくもみつな
白雲 蜜菜
「ぁの…宝生さん、今の方達って…?」
隣の宝生さんと、手をつなぎながら
パーティー会場の真ん中まで来て
窓側に向かって連れられる。
隣人
みなかみほうせい
光那神 宝生
「今の紳士は、このパーティーの主催者でな
さっきの女はその娘だ…
パーティーの行く先々に、現れる
しつこい女で、つくづく困っていたんだが…
俺には貴女がいる、これからも
一緒にいてほしい…」
会場の人達は、雑談に花を咲かせ
料理に夢中になってる…
私
しらくもみつな
白雲 蜜菜
「はい、もちろん…//」
彼の唇が、私の唇に重なってきて
すぐに受け入れた私は、目を閉じて
その口づけに、夢中で応じる…//
隣人
みなかみほうせい
光那神 宝生
「ぁむ…ちゅ…」
私
しらくもみつな
白雲 蜜菜
「んむ…//」
その唇がそっと離れて
見つめられて、顔が熱くなる…//
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