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でも........................
(また会いたい、なんて.........っ、)
そんなの、迷惑がかかるに決まってるから。
「...............なにも、ないよ、」
迷惑をかけないように言葉を発すると。
ふわっと、甘い柔軟剤の香りがして。
次の瞬間には、
──────あっという間に星司の腕の中。
高校卒業以来に感じる温もりにドキドキして。
「.....................っ、」
何も言えずにいると。
「そーやって、思ってること、
言わずに溜め込むの悪いくせだよ」
私を抱きしめたままそう言う星司。
私が思ってること、
口にしてないのバレてる気がして..................
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