the DREAMs fifth season

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+白霊黒御+ ー西水霊次/白玉斬雪 霊次:皆の衆どうもごきげんよう! 斬雪:・・・あのぅ霊次様、挨拶変えました? 霊次:イメチェンを考えていた。 斬雪:する意味は多分無いと思うので戻してください。 霊次:そうか?それは残念だ。えぇ、では改めて・・・ はいどうもこんにちは、西水霊次と申します。 斬雪:はいどうもこんにちは、白玉斬雪です。 霊次:二人合わせて、白霊黒御。本日はよろしくお願いいたします! 斬雪:よろしくお願いいたします! 霊次:・・・なんか、キャラに合わない挨拶は如何なものかと思うのだがそのあたりはどうだろうか? 斬雪:それはそうですが、テンプレート通りにやるのがセオリーかと思います。 霊次:ふむ、ではいま一度聞くぞ? 一見すると和テイストのお殿様が『はいどうも・・・』と入るのは気持ち悪くないか? 斬雪:一見すると洋テイストの王様です。 霊次:それは上半身だろう?下半身は袴だ! 斬雪:・・・お言葉ですが、どちらにしても違和感はあります。 霊次:そんな恰好の者が『はいどうもこんにちは・・・』というのはおかしい・・・ってそう!斬雪、その通りだ! やはり、格好に見合った挨拶というのは大事だと思うのだ。 斬雪:じゃあ最初にした方でやり直して見ます? 霊次:それはめんどくさい、次からにしよう。 斬雪:はい、霊次様。 霊次:さて時に斬雪。 斬雪:なんでしょうか? 霊次:最近何を買うにしても高価で世の主婦たちはお金のやりくりに苦悩していると聞く。 斬雪:はぁ・・・ 霊次:そこで俺は金をばら撒こうと考えているんだがいかがだろうか? 斬雪:それは喜ばしいことでございますが、届きますでしょうか? 霊次:想いは必ず届く! 斬雪:はぁ、でしたら私も応援します! 霊次:何を言う、斬雪。お主も手伝うのだ! 大量の札束をばら撒く仕事、これぞ人類の大革命ぞ? 斬雪:・・・一応聞きますがそのお金の出どころは? 霊次:創る。 斬雪:偽札になりませんか? 霊次:まさか、各世界ごとの通貨に合わせて創るのだ、神である以上そんなこと造作もない! 斬雪:それ我々の仕事ですか? 霊次:お金に苦労して命を落とす者も少なくない、それは即ち俺の神としての仕事に関わる。死というのは少ない方が良い、そうであればやはりその原因を絶つことこそ俺の役割というものだ。 斬雪:なんか大分ズレているような気がしますが・・・ 霊次:俺に口出しするのか? 斬雪:申し訳ございません、霊次様。 霊次:というわけで早速お金を創っていく。 お前はそこら辺の異世界からお金を一式くすねてこい、俺が分析して生成してやる。 斬雪:霊次様、それ泥棒でございます。 霊次:何を言う、それを何十何百・・・いや何億倍にして返せる。はした金ではないか?それに、我々は神つまり問題ないのだ。 斬雪:お言葉ですが霊次様、神だからこそ下界の手本となる清き正しい振る舞いが求められるかと? 霊次:斬雪、そこに直れ。 斬雪:はい! 霊次:腹を斬れ! 斬雪:はい!? 霊次:俺は今まで生きた人間に対して触れ合うことは無かった、それはなぜか?俺が霊の神なんてものをしているからだ。ところで、死んで霊となった者たちにアンケートを取ってみたらお金が原因で死んだ人が7割を占めている、つまりお金は大事だということだ。 斬雪:はい。 霊次:つまり俺のこの行動は人間に支持される素晴らしいものである。 斬雪:それは違うと思います。 霊次:首も斬ってみるか? 斬雪:何故に!? 霊次:つまり俺は人々に崇められる神になるのだ。 斬雪:なんか目的変わってない!? 霊次:斬雪、主人に対する言葉遣いではないですね? 斬雪:失礼しました。 霊次:ということでお金を全部盗んでこい! 斬雪:まだ言うか、いい加減にしろ! 霊次:どうもありがとうございました! ところで斬雪、本当に今一度切腹してほしい。 斬雪:それは良いからさっさと捌けましょう! 霊次:いや、あの・・・
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