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かと思えば、ヒアブの右手がもとに戻り、通常の人間と同じ姿に。
「ヒアブ、便利だな。
えーっと、クルマ形態と、美少女形態と、右手ヒアブ形態だっけ?」
「えー、美少女とか言ってくれるなんてマジうれぴ。
右手ヒアブ形態じゃなくて、キメラ形態ね。
ケイくん、おもしろー」
語尾の伸びる気だるい口調。
彼の困惑と裏腹に、ヒアブから緊張感は一切感じられない。
そう言えば、この形態からヒアブ本人の任意で姿を変えられるんだよな?
「なあヒアブ。さっき、鍵からこの姿になったよな?
つまり、鍵の形からキーのボタンをまた押せば形態が変わるってことか?」
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