クリスマスの後

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「不都合はないよ。大丈夫だよ。 スポンサーも別に悪いことをしているわけではないし気にすることはないと思うよ。」 高杉も 「そのとおりだと思います。崇人もこの年齢になって大切な人ができたからと言って、人気がどうなるとも思えないですし。 不倫などではないのでイメージも問題ないので、スポンサーも大丈夫です。 ただ、日本に帰ってきている間にスポンサーにはこれからのことを含めて報告しておいたほうがいいので、しておきます。」 杏が 「安心しました。よろしくお願いいたします。 私がすることとか気をつけることはありますか?」 杏の周りを気遣いながらも、しっかりと自分の考えや意見を主張するところいいなと思う。 「杏さんが特定されたら、うちの事務所から何らかの発表をすることになると思います。そうしたら、住むところや仕事にも影響が出てしまうかもしれません。 それまでは、いつもより少し気をつけて生活していただけたら大丈夫です。今回、安西さんとも連絡先を交換させてもらったので、何かあったらすぐに連絡いたします。」 「理事長や校長とも話したけれど、ann先生の周りが騒がしくなるかもしれないから、私が本当にマネージャーとして専属でついたほうがいいだろうということになったの。これまで以上にしっかりと支えていきますね。」 「そんなことまでしていただけるなんて。学校にもご迷惑をおかけしてしまって申し訳ないです。でもそうしてもらえたらすごく安心です。」 高杉が 「うちの事務所でも支援する用意はあるので、一人で抱え込まず、なにかあったらすぐに言ってくださいね。」 みんなが俺たちのことを支えてくれている。 今日の話はここまでで、紬ちゃんがまだ寝ているのでもう少しゆっくりしていくことになった。 少しだけ二人で、ラウンジに行くことになった。そこでクリスマス・プレゼントを渡したい。
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