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さえは涙ながらに訴えた。
「わかりました、ではお話しを進めさせて頂きます、ただ、表向きだけとはいきません、男と女が関係を持ったかどうかは、すぐにわかってしまいます、彼を思いながらで構いません、俺に抱かれてください、俺も申し訳ありませんが、身体だけの関係にさせて頂きます」
健吾はホテルに向かった。
そしてさえと愛のないセックスをした。
さえの乳房を大きく揉みしだいた。
「ああ、もっと、お願い」
健吾は上半身裸になり、刺青が汗で光っていた。
キスマークをつけないように配慮した。
しかし、さえの訴えは嘘だった。
さえは恋人に極道の孫娘だと言うことがわかってしまい、振られたのだった。
(堅気は堅気同士なら、極道は極道同士、健吾さんと結婚して、メロメロにさせてみせる、
堅気の女には渡さない)
さえは積極的にならないように、恥ずかしがってみせた。
健吾の頬を両手で挟み、じっと見つめた。
健吾はさえのおでこにキスを落とすと、乳房を舐め回した。
「ああ、気持ちいい、健吾さん、もっとお願い」
健吾は、反り立った肉棒にコンドームを装着して、さえの秘所にあてがった。
「奥まで入れて」
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