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健吾はマンションに帰らなくなった。
裕也のアパートに泊まっている。
さえの護衛は後藤組がやっている。
裕也はさえの行動を見張っていた。
この日、さえは一ヶ月ご無沙汰だったため、身体の熱りをどうしたものかと考えていた。
(健吾さんは一回しか抱いてくれない、この熱りをどうしてくれるのよ)
さえは後藤組若頭前島を呼び出し、ホテルに誘った。
「前島、私を抱きなさい」
「お嬢、そんなことしたら、西園寺組長に殺されます」
「バカね、健吾さんは私を愛してはいないわ、堅気の彼はセックスがすごくうまかった、それなのに私の正体がバレて別れを切り出してきた、ほんと意気地が無いんだから」
さえは服を脱ぎはじめた。
そして、前島の腕を引っ張り、ベッドに倒れ込んだ。
「健吾さんは一ヶ月も私を放置して、この熱りをどうしてくれるの、前島、
私を満足させなさい」
前島はさえに惚れていた。
堅気の恋人との情事の時も、今回健吾との結婚も、指を加えてじっと耐えていた。
前島はさえのブラを外し、乳房にむしゃぶりついた。
「お嬢、ずっとこうしたかった」
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