変わった未来

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変わった未来

5日目の夜のことだった。 あれからたくさん話すようになってずいぶん結城さんと仲良くなれた。 あと2日と思うと少しさみしい。 「ねぇ結城さん」 結城さんに声をかけると結城さんの目は涙でいっぱいだった。 「どうしたんですか!?」 私は結城さんにかけよった。 「・・白金さん、わがままを言ってもいいですか・・?」 私はうなずいた。 「抱きしめてもいいですか・・」 私はYESと答える前に結城さんを抱きしめた。 何があったのかはわからないけど、今はこうしていたい。 結城さんは私のことをどう思っているのかな。
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