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「魔法使いってことは箒で空を飛ぶとか・・?」
「もちろんさ」
「へぇ〜、すごいや!」
シェイドと大和は少し仲良くなっていた。
「そういえば虹の話だったね」
「その子の病室の窓から見えればいいんだけど、お願いできるかな・・?」
「まかせてよ。私は生徒会長なんだから・・!」
「大和兄ちゃん!虹どこで見られるの?」
「そこの窓をよーく見ててね」
大和と少年の病室の窓にだけ霧がかかった。
霧がはれるとキラキラした星や雪が舞い、そのあとにとても美しい虹があらわれた。
「すごい!!」
「友達の魔法使いさんにお願いしたんだよ!」
少年の笑顔を窓の外から見たシェイドはとても嬉しい気持ちになった。
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