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ウェイトレスは男の前へコーヒーを置いた。彼はコーヒーを口にした。熱いコーヒーが胃へ染み渡り、心地よかった。
男はコーヒーを握りながら、テーブルへ突っ伏した。しばらくたっても、彼は起きなかった。
コーヒーが冷めきった。男は起きなかった。
ウェイトレスが男へ話しかけた。
「もしもし? お客様、大丈夫ですか?」
男は起きなかった。
「何このにおい」ウェイトレスはいった。男から、ホットケーキのような、クレープのようなにおいがした。
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