幼馴染の定義

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「だって、私普通だから。匠の側にはいられない」 舞子はそう言って悲しそうに俯く。 「舞は普通じゃないよ?肌は透き通るように白いし目はクリってしてて可愛らしいし、それにすごく優しい。何より俺は舞以外に反応しないもん」 「へ?」 「だからね、舞、責任とって。」そう言って匠は笑う。 「え?反応って、、、。ヤダっ。バカっ。そんなわけないじゃない!」 「本当だよ。全く興味湧かないんだよね。でも舞には触りたいしグチャグチャにしたい」 「ちょっと、もう何言ってんの。やめて」 舞子は顔を茹でタコのように赤らめて恥ずかしがる。 あの赤く染まるうなじを舐めたらどんな味がするんだろう。 そんな不埒な事を思いながら匠は舞子の体に腕を回す。 「舞、俺からは逃げらんないよ。だからずっと一緒にいて」 そのまま舞子を抱きしめて力を込める。 自分の胸の位置にある彼女の頭がうん。と頷いたのを見て匠はホッと安心し、彼女の頭に頬ずりした。
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